2016-01-25 (月) | 編集 |
2014-09-06 MAZEの感想でいづれ書こうとした「クレオパトラの夢」の感想である。
MAZEがシリーズ第一弾となっているので、これはさしずめ第二弾になるのかもしれない。
CIA工作員みたいな神原恵弥に何故か興味が湧き書いてみたくなったのだ。
現役の俳優で言えばガクトと若い時の美輪明宏を足して二で割ったようなイメージがある。
非凡な才能を秘めたスタイルの良い色男・・・なーんて感じなのだ。
その彼が北国のH市を訪れた。
読んだ感じではこのH市、おそらく北海道の函館ではないかと思われる。
そう思って読むと風景や背景描写から、頷ける箇所がいくつも見つかる。
それも読む面白さの一つとも言える。
彼がH市を訪れたのは二つの目的がある。
一つは不倫相手を追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すため。
もう一つはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。
「クレオパトラ」って何? そんな推理をしながら小説は二転三転する。
妹に振り回されつつ、謎に迫っていく。
妹の和見は司法試験に3回で合格するほどの才媛なんですよね〜♪
非凡な恵弥との丁々発止の言い合いがこれまた面白い。(^^)
恩田陸の小説は面白いですね。
第三弾は「ブラックベルベット」みたいですのでBOOKOFFへ探しに行こうと思います。
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