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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
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2014-11-29 (土) | 編集 |
           トラッシュ
【裏表紙解説】
小さなアクアプラントショップを営むぼくの前に、ある夜、一人の美しい女性が現れる。
店のドアに貼ってあったアルバイト募集のチラシを手にして・・・。
採用を告げると彼女は言った。「私住むところが無いの。ここに寝泊まりしてもいい?」
出会うこと、好きになること、思いやること、思い続けること、
そして、別れること・・・。
この小説に書かれているのは、人間の持つ数多くの優しさと心の強さです。

「いま、会いにいきます」の市川拓司(いちかわたくじ)による、
最高のロマンチック・ファンタジー!・・・と解説されていた。

500ページの小説、死ぬには最良の日・・・もとい、通勤の読書に手頃な厚さ。

遠山智史、五十嵐佑司、滝川花梨 と犬一匹(トラッシュ)が強い絆で結ばれて、
やがて家の事情から皆別れてしまう。
そして運命的な出会いを果たすが、佑司は無理が祟り脳溢血で意識不明に。
花梨はある遺伝病がついに発症し、永い眠りについてしまう。
智史の母は既に他界し、父はランニングの練習中に倒れ死んでしまう。

これだけでは神も仏もありゃしない、と思ってしまうが、
小説とはそこへ行くまでのプロセスと、その後の結末が大事なのですよね。

この3人と一匹は13才の中学生の時に出会います。
水草を好きな智史(さとし)は水辺を遡って行く途中、ゴミの山で佑司(ゆうじ)と出会う。
フサフサの毛並みにゴミを付け「ヒューウィック」と鳴く犬が佑司と花梨の仲間だった。

(変な鳴き声は前の飼い主の喉の去勢手術らしい。隣近所に迷惑をかけないようにする手術が
あるらしいのだ。人間のエゴのひとつかもしれない。
変な鳴き声は一緒に遊んで行くうちに個性になり、愛着に育って行く。
初めて出会う人は汚らしい、障害を持った犬に見えるかもしれないが、
3人にとって、かけがえの無い仲間なのだ。
岬は羨ましいと思った。)

花梨(かりん)はアーミーコートを着て歯にステンレスの歯列矯正をしていて、
可愛い顔に似合わず乱暴な言葉を使っていた。まるでピーナッツのルーシーみたいに。
佑司がいじめにあっていると駆けつけて庇ってあげたりする勝ち気なところがある。

(中学生の頃岬にそんな女の子はいなかったなと、当時を思い出していた。苦笑)

佑司は父から譲り受けた相当古いメガネをかけた歯並びの悪い背の低い子。
しかしゴミの絵を描かせたら精密な本物のような臨場感を持った絵を描く。
二人は佑司はきっと将来画家になれると太鼓判を押している。

(どんな人にも取り柄はあるもので、佑司には絵がうまいという取り柄があった。
自分の取り柄をふと探してみたが取るに足りるものがなく探すのを止めてしまった。)

智史は晩婚の両親の子供で、両親の愛情をたくさんもらって育った。
今で言えば過保護の言葉が正にピッタリなのだが、それとはひと味違う育ち方をした。
同級生の親は皆若いのに、父は既に還暦。
それでも智史は父が好きだった。母は体が弱かったが優しかった。
そして水生動物や水草が好きな少年に育っていた。

(高齢でもいいじゃないか。ろくでもない親が多い世の中にあって愛情深い親なんて
最高だぜい・・・と岬は心の中で呟いた。
親孝行したくても親は既にいない。親不孝な岬だったと手を合わせて合掌。ごめんね。)

3人と一匹にまつわるエピソードが絆を深めることになる。
野球部の80k近い巨漢(ミンチ)がある日部活のランニング中に佑司の腹を蹴飛ばし、
トラッシュの腰を持ってたバットで殴り飛ばしてしまう。
智史は佑司のうめき声を聞き駆けつけて、
体当たりをかますが尻餅をつかせる位が精一杯。
ミンチの反撃をくらうところで花梨の助成が相手の出鼻を挫く。

(いるんだよね、こういう乱暴者がどこにでも。
犬をバットで力一杯殴るなんて、乱暴を通り越して狂人だよね。
普通そんなことしたら死ぬよ。殺人者だよ・・・殺犬だね。)

しかし佑司の怪我は軽傷ですんだが、トラッシュは後ろ足が駄目になってしまった。
以後、佑司はトラッシュを買い物カートに乗せ行動を共にする。
トラッシュは不自由になったが以前にも増して満足そうだった。

(トラッシュのそんな顔を想像していたら少し慰められた。佑司もいい奴だな。
あっ、
トラッシュって表紙に写ってる犬かな?ここで気づいて可笑しくなった。^^;)

転勤の多い智史の一家は街を去り、3人は別れ別れになってしまう。
花梨は日本の裏側の南米に移住することになり、
手紙も住所に間違いがあり、届かなくなってしまう。
佑司もいつしか消息不明になる。

(強い絆で結ばれてる程、別れは辛く、そして寂しい。人間だもの。)

月日は経ち、智史は29才。アクアショップのオーナーになっていた。
店の名前は「トラッシュ」。
アルバイトに背の高いイケメンの夏目くんを雇い、もう一人募集していた。
智史が今付き合っている彼女は小柄で可愛らしい「美咲(みさき)」さん。

(私の名前と一緒だ〜 笑 )

アルバイトにきたのが美人モデルの「森川鈴音」(もりかわすずね)。
裏表紙の解説の展開になる訳です。
彼女は夜あまり寝ないでパソコンで作業をしている。
アクアショップのホームページを改修したり、
インターネット販売で販路を拡大したり、
頭が良く、行動力があり、なにせ美人なのだ。

(小説なのでどのくらい美人か想像の域だけなのですが・・・はい。)

しかし、彼女には隠していることが二つあった。
ひとつは睡眠障害。
一度眠ると死ぬまで起きないとされている遺伝病。

(ナルコレプシーを思い出してしまった。
日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作なのだが。
私もこの症状がでる。特に昼食をとった後に・・・えっそれは違う? 汗)

もうひとつは「森川鈴音」は姉の名前を芸名で使っていること。
本当の名前は気づくまで教えないでおこうと決めたこと。

美咲さんと結婚してもいいと考えていた智史だが、
ファーストキスをした花梨のことを忘れた事は一度も無かった。

運命の絆に導かれて3人は予期しなかった状態で再会を果たす。
智史の父親が3人に話した言葉が印象的だった。

(父親のこうした愛情は子供を立派に、大きく、善良に成長させるように思う。
この小説の良さはここから後の方なのだが、深い悲しみと、感動が待っている。
時にはファンタジー・ロマンスもよいと思った次第です。)

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コメント:
この記事へのコメント:
( ̄▽ ̄)
思いがこもっている文章ですねぇ
好きなことは好きでいい。
そんなブログの基本を見せてもらったきがしますww
(^∀^) ぎゃは
2014/12/01(月) 19:17:58 | URL | たいまっつぁん♥ #RpRZ5X7E[ 編集]
Re: ( ̄▽ ̄)
> 思いがこもっている文章ですねぇ
> 好きなことは好きでいい。
> そんなブログの基本を見せてもらったきがしますww
> (^∀^) ぎゃは

ありがとうございます。
(^v^)
2014/12/02(火) 06:45:43 | URL | 岬 #-[ 編集]
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