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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
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2014-09-24 (水) | 編集 |

懐かしい映画を再放映して頂けるのでテレビには感謝しています。
随分昔に見たダスティン・ホッフマン主演の「卒業」を鑑賞致しました。

あの当時、音楽も良かったし、キャサリン・ロスも初々しく良かった印象でしたが、
改めて見てみると、気づかなかった良さを発見して・・・
というより、忘れていた所がたくさんあり、新鮮な気分で見る事ができました。

大学を卒業したベンが空港から「サウンド・オブ・サイレンス」の曲をバックに
不安と期待に胸を膨らませ現れるシーンは、よく見ると期待より不安な表情に
なって見えました。
空港の自動扉が開く一瞬に笑顔を見せますが、直ぐ不安な顔に戻ります。
その顔が最後のシーン、エレーンをさらってバスで逃げる所も、同じなんですね。
一瞬笑顔になるのですが、後は空港で見せた不安な顔と同じなんです。

若いとき見たベンの表情は若さ所以のものだろう・・・だったような気がします。
あの名曲「サウンド・オブ・サイレンス」もいい曲だな〜
この映画を良くしてるよ、くらいのものだったと思います。

よく考えたら社会に初めて出た時、期待より不安が大きかった事を思い出しました。
そこを肌で感じた映画なので細かな意味より雰囲気を感じ取っていたのかも知れません。

名曲の意味を知っていたら、
否、理解出来ていたら、もっと深く好きになっていた気がします。

その「サウンド・オブ・サイレンス」の訳がこれです。
空港のシーンと途中に1回、最後のシーンに1回と計3回はいります。

「夜は僕の友達 また君と話しにきた。
幻が僕の眠りに忍び込み 種を撒いていったから 
頭に植え付けられたその考えは 今も生きている。
沈黙の世界に」

1960年代の社会について、まだはっきりしない正体不明な感じを
歌っているような気がします。

「安らぎの無い夢の中 石畳の道を歩いた 街頭の冷たい光の下
寒さに僕は襟を立てた 僕の目を眩ますネオンのフラッシュ
それは夜を裂き 沈黙の世界に触れた。」

その正体を夢の中で、ネオンのフラッシュで触れる訳です。

「ライトの下で僕は見た 一万より多くの人々が声も無く話しているのを
気もなく聞いているのを 人々は決して歌われない歌を書く
誰も沈黙の世界を妨げる者はいない」

当時の社会を薄っぺらな表面的な世界と言ってるような気がします。
ベトナム戦争があり、学生運動が活発な時代でしたから。

「愚か者と僕は言う 沈黙はガンと同じだ 死のように広がる
伸ばした僕の腕にすがれ だが僕の言葉は雨の滴のように
沈黙の井戸の中でこだまするだけ。」

呼びかけが始まりますが、当然無視されます。

「人々は頭を垂れ祈った 人口のネオンの神に
ネオンサインは告げる 警告の印のように 
予言者の言葉は地下鉄の壁にあると
沈黙の世界の中で ネオンはささやいた。」

1960年代は世界を支配する神を商業主義と見ているようです。
タイムズスクエアやラスベガスのネオンサインはその象徴でしょう。
コミュニケーションの不足、会話の少なさ、一方的な押しつけなどは
商業主義で増幅されつつあった・・・そんな背景があります。

そんな意味を持った歌がベンの不安な顔とマッチしていたので
心に響いていたのだと・・・いや、意味を当時は余り知らなかったから
肌で感じていたのですね。

スカボロフェアも良い曲です。
意味を知ると映画は本当に深い良い映画だなとつくづく思いました。

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