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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
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2013-11-13 (水) | 編集 |
       光の帝国

恩田陸の小説。
『小説すばる』で1994年12月号から1997年5月号まで全11回連載。
不思議な優しさと淡い悲しみに満ちた、
常野一族をめぐる連作短編集。

横山光輝のコミック「時の業者」を思い出します。
時の業者の出所は他の惑星からで、ハッキリしてますが
常野一族は謎です。

共に不思議な力を使うと言う点で相似性があることと、
SFという事に加え、人目を避け静かに暮らすという所が
似ています。

それ故この小説に強く惹かれた事と、読み終えて
ほわっとした暖かさとふっとした哀しさが
入り交じった読後感がありました。

不思議な力について、使い古しの超能力ではなく
作者は「しまう」、「虫干し」、「響く」、「裏返す」、
「裏返される」、「遠耳」、「草取り」などで
表現している。
その言葉は想像力を刺激して新鮮なSF感を醸し出します。

小説は10の短編で構成されていて、常野一族の
本来の目的、どこへ行こうとしているか、権力、
社会に翻弄されながら書き綴られている。

1、大きな引き出し(1994年12月号)
2、二つの茶碗(1995年3月号)
3、達磨山への道(1995年6月号)
4、オセロ・ゲーム(1995年7月号)
5、手紙(1995年9月号)
6、光の帝国(1995年12月号)
7、歴史の時間(1996年7月号)
8、草取り(1997年5月臨時増刊号)
9、黒い塔(1997年1月号・2月号)
10、国道を降りて…(1997年5月号)

2001年NHKテレビドラマになったようですが、
私は初めて知ったので一度も見ていません。
キャストを見ると再放送して欲しいですね。

春田 記実子 - 前田愛
春田 里子 - 檀ふみ
春田 貴世誌 - 小日向文世
春田 光紀 - 村上雄太
ツル先生 - 笹野高史
矢田部 薫 - 鈴木砂羽
倉沢 泰彦 - 中村勘太郎
遠耳 - 坂本朗
遠目 - 田中要次
志村 守 - 石丸謙二郎
高木 克也 - 辰巳琢郎
大畠先生 - 酒井敏也
医師 - 六角精児

この短編集で一番気に入ったのは光の帝国でした。
権力に利用されまいと必死に戦いますが、
血と涙と飢餓で最後は力つきてしまいます。
彼らの悲痛な叫び、訴えが胸にぐさりと
突き刺さります。

そして「国道を降りて」で彼らを待っている
場所、仲間との再会に、えも言われぬ暖かい
感動が用意されているのです。
それが二番目に気に入った短編でした。

他の短編もその2編にひけはとりません。
恩田陸の小説にはまっている岬でした。(*^-^*)

そうそう、登場人物に岬がいましたよ〜♪
どの短編に登場してるでしょうか?
あててみてくださいね。

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コメント:
この記事へのコメント:
光の帝国の関連キーワードでお邪魔致しました。
わたしも先月末にこの本の感想を書いています…
下手なレビューブログで赤っ恥ですが
この本でトーナメントに参加したりと更に赤っ恥です。
この本を手に取った時の衝撃は今でも忘れられません。
まだ小中学生だった息子たちも、母も泣きました。
表題作の「光の帝国」の救われなさ、その反面、
還ると言う子どもたちの誓いがいつか果たされてほしいと…。

そうそう、岬は美咲になったんですね。
兵糧攻めで哀れな最期でした。
本当に泣いた作品でした。

感想を読ませて頂いてありがとうございます。

あ、ドラマは…もし原作をとてもお好きなら、
全然別物として受け取られたほうがいいですよ。
なんだか記実子のラブストーリーで始まったような…。
春田家、力が「しまう」で統一されてないし、
できればリメイクしてほしい…です。

長文コメント失礼いたしました。
2013/12/02(月) 01:55:13 | URL | かのこ #kwzMfkEo[ 編集]
Re: タイトルなし
静かに人目を避けて暮らしている子供達が
権力者達の犠牲になり命を落とさなければ
ならない理不尽さに言いようの無い怒りと
悲しみがわき起こりますよね。

実社会にもマイノリティーだが能力があるけど
権力を持った人に食い物にされているケースは
以外にたくさんあるものです。
作者はそういう所を描きたかったのではないかと
個人的にそう思いました。

コメント&ご訪問ありがとうございました。
2013/12/02(月) 22:35:14 | URL | 岬 #-[ 編集]
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