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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
2015-07-11 (土) | 編集 |
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スティーブンキングのダークファンタジー小説。
12歳の少年ジャックソーヤが母親リリーソーヤの病気を治すため、
タリスマンを求め、現実世界と異世界を旅するお話。

タリスマンがなんなのかはジャックにもわからないが、
西海岸(カリフォニア)の方にあるらしいと啓示を受ける。

異世界は魔法の支配する国。
ほとんどパラレルワールドなのだ。
リリーソーヤは異世界ではクイーンであり、同じく病に罹り死に瀕している。

立ち塞がる敵はジャックの父の元共同経営者モーガン・スロート。
異世界では強力な稲妻のようなエネルギー波を操り、相手を死に至らしめる。

ジャックの父は謎の死を遂げているのだが、物語が進むうちにモーガン・スロートによって
殺されたことがわかる。

スチーブンキングなので随所にジャックの行く手を阻むものが用意されている。
12歳の少年にとっては過酷すぎると思わざるを得ない展開なのだ。
日本で言えば中学一年生になったばかりの子供ですよ。

私はそんとき旅といえば、父の車に乗って東京へ行ったくらいで、
自分一人で行ったところはせいぜい自転車で隣町くらいのもんでした。

ジャックはほぼ大陸横断に近い距離をわずかなドルと異世界へ跳躍する
怪しい薬だけなんですから、読んでる方が気の毒になってしまう。

ジャックが途中で弱音を吐く箇所がいくつかあるのですが、
12歳の少年ですよ、弱音を吐いて棄権してもおかしくありません。
しかし母親を救いたい一心で諦めないんです。
実に健気と言おうか、男らしいと言おうか、たいしたもんなのです。

本当を言えば私もこんなファンタジーを経験してみたいなと、
思い馳せていた時期があったのです。
そんなことを思い出した小説でした。
面白い小説だと思います。

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