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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
2014-10-18 (土) | 編集 |
           anego.jpg
林真理子小説 an ego アン・エゴ、ひとつの自我、自尊心か・・・面白そうと
裏表紙を読んでみると、

「野田奈央子32歳、丸の内の大手商社社員、独身。
上司からも、同僚からも、部下からも頼られる存在。・・・なのに
自らの恋愛運にだけは何故か恵まれない。

そんな奈央子が次から次へ出合う恋愛の数々。
合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼・・・。
OLの性も、派遣社員の怒りも、そして結婚運に恵まれない女達のいらだちも。
すべてをリアルすぎるくらいリアルに描ききった、代表作。」

・・・と、あった。

30代前半のOLの実態を掘り下げて描いた作品みたいです・・・?
anego・・・姉御・・・ここで初めて気がつく。(爆)

姉御(年下への面倒見がよく頼れる気っ風のいい女性への敬意をこめた表現として用いられる。)
an・ego(自我、他人より優れていると得意になる気持ち)

姉御の裏にこのegoを描き込みたかったのではなかろうかと、読み終えて、ふと思いました。

11章から構成され、各々の章がひとつのエピソードになって続いていきます。
そんな訳で判り易く読み易いです。
男の視点で読むと30代前半OLの生態にも見て取れるので、
女性を理解する上で参考になるかも知れません。(わかりませんけど。)

合コンに掟があることを知りました。(私にまったく関係ありませんが。ハイ)

姉御の正義では、後輩の不倫相手を撃退する頼まれ事に手を貸すが、
会社に迷惑をかけないという事が奈央子のポリシーになっている。

悪い所は正していくが、会社に迷惑になるなら手を引くという考えは
結構あったような気がするので共感できます。
しかし、それを破ったのが奈央子の友人の男性というところが、なんだかな〜
手柄になるなら義理も人情も知った事か!という事なんでしょうね。
現代日本社会の悪い所を見せられた気がします。

奈央子さんの年代はとても中途半端なようです。
「1/4は社内結婚をし、1/4は外部の男と結婚し、1/4は理由も無く会社を辞め家事手伝い。
残りの1/4が会社に残った。社内の男を一人もつかまえる事も出来ず、
外の男と結婚する事も出来ない女、奈央子もそのひとりである。」

そんな奈央子さんに年下の黒沢君というセフレが出来ました。
「姉御と呼ばせてください」、という黒沢君の若さと押しに満更でもなさそうです。

一向に結婚しない(結婚出来ない?)奈央子に母親は見合いを薦めます。
見合いを不承不承しますがやはり上手くいきません。

ある日、会社を寿き退社した後輩の美人の沢木絵里子から相談を受けます。
自分の結婚も心配しなけりゃいけないのに相談事ばかり。
しかし、この事が後に大変な事態に発展していくのです。

あれ程嫌っていた不倫なのに、奈央子は沢木のご主人と不倫関係に陥ってしまう。
「ミイラ取りがミイラになる」の例えみたいな出来事です。

そして修羅場が展開され、結末は心中へ行き着きます。

まるでテレビドラマを見ているようです・・・と思っていたら、
篠原涼子主演で本当にテレビドラマ化されてました。

年齢的に篠原涼子でピッタリと思いますが、
「姉御」の言葉からくる印象は何方かと言えば、

高島礼子か岩下志麻なんですけど・・・

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2014-10-07 (火) | 編集 |
  大統領特赦上 大統領特赦下

久々のジョン・グリシャム小説を堪能致しました。
上巻の中盤過ぎあたりまでまったりとした流れで進みますが、
それ以降終わりまで目を離せない展開に引き込まれます。
御陰様でつい徹夜してしまいました。(汗;)

「選挙に敗北したモーガン大統領は最後の仕事として何名かの人に特赦を与えた。
その中にロビイストのフィクサーと言われた大物弁護士ジョエル・バックマンも入っていた。
CIA長官テディ・メイナードの口入れだったのですが、ある意図が隠されていたのです。」

バックマンが国の安全保障を脅かす罪で捕えられたのだが、部分部分しか明かされず
どんな罪を犯したか詳細が示されないので全体像が見えない。
だから主人公を欲しがる読者にとって、バックマンが肩入れする対象なのかどうか、
この段階で良くわからない。

中盤あたりまで読者は与えられた部分を繋ぎ合わせながらバックマンの罪を推測しつつ
展開を追いかけるので、人によってスピード感がないように感じたりすると思うが、
ストーリーを盛り上げていく手法と思えば、十分に面白い。

バックマンが牢屋に入る経緯は大体次のようなものでした。

「3人の優秀なパキスタン人学生は発見した人工衛星をハッキングし、
どの国の人工衛星よりも優れている事を知り、
プログラムを作りコントロールを奪ってしまった。
売れば大金になることから、代理人としてバックマンに話が持ち込まれる。」

「バックマンはパートナーのジェイシー・ハバートと売り込み先を見つけるため奔走するが、
その衛星が如何に危険なものか知る。
イスラエル、アラブ、中国、ロシアの諜報員が暗躍し始めパキスタン人学生3人が殺害され、
ジェイシー・ハバートも頭を撃たれ兄の墓の前で死体で発見される。」

「バックマンは衛星に関する機密情報漏洩の罪で検察から起訴されていたので、
身の危険を感じていた彼はあっさり罪を認め、
全ては自分一人で行った事で所属法律事務所は関係ない事を条件に入牢する。」

さて特赦後バックマンはマルコという名前でイタリアのボローニャに移ります。
特赦の条件は証人保護プログラムのようなもので、身を隠すというものでした。
劣悪な牢獄生活で瀕死の状態のバックマンにとって拒否する理由はどこにもない。

証人保護プログラムは米国映画でよく見かけるが日本にもあるのかな?と
おもいつつ先を急ぐ・・・(苦笑)

「ボローニャにとけ込むためイタリア語のハードなレッスンが始まる。
講師は最初エルマンノ(男性)だが、後に女性のフランチェスカに替わる。
めきめきと語学力をつけていくが、米国大統領が新しくなった時点で展開が変わる。」

ここでCIA長官メイナードのバックマン特赦の意図が明らかになる。

「メイナードは時がきたらバックマンの居所を明かし、どの国の諜報員が殺害するか
見るつもりだったが、新大統領によるバックマンの居所調査の強い要請に、
計画を早めざるを得なかった。」

新大統領はこの調査にFBI長官を使うのですが、CIA長官と対立する構図は米国らしさがでて
面白いです。 しかしFBIは国内の犯罪捜査はできますが、国外についてはCIAの管轄なので
自ずから活動は制限されます。それがバックマンに逃亡のチャンスを与える事になります。
この構図が無理無くバックマン逃亡への展開に入っていけます。

「冷たかった態度の語学講師のフランチェスカは足を挫いて動けない所をバックマンに助けられてから、打ち解けるようになり、彼の逃亡の手助けまでするようになる。新大統領の言う’特赦を金で買う’事はしていないとフランチェスカにはっきりと告げたからでした。
一方、ハバードを殺害したティンマンと言われる冷酷無比な中国の工作員が迫っていた。」

「(CIA監視役)ルイージや、その上司ホイッティカーを信じていないバックマンは、
彼らの監視をすり抜け、ボローニャで知り合った老教授を介して、
息子のニールと密かに連絡する手段を講じていた。」

アラブの諜報員、イスラエルのモサド、中国のティンマンから追われる理由が判ってきます。
そして今やFBIやCIAからも追われる身になってしまいました。
正に八方塞がりの中、逃亡と追跡のハラハラ、ドキドキの展開が繰広げられます。

パスポートは取り上げられ持っていないし、所持金も僅か。
写真は公表され追っ手に知られる身。
この小説で最も盛り上がるシーンと思います。

ここまで来るともうバックマンへの肩入れは規定路線みたいなものです。(笑)

「ボローニャからミラノまでバスで乗り継ぎ、
ミラノからドイツへ列車とタクシーで彼らを出し抜きまんまと逃げてしまいます。」

「預けていた金をドイツで引き出し、一転アメリカへ向かいます。」

逃げてるだけでは何も好転しません。最後にCIA、FBIに手を引かせ、
アラブとイスラエルを説得させる方法を見いだします。
しかし巨額の損失を出した中国だけが説得もなにもできぬまま残る事になります。

「ワシントン・ポスト紙の記者を呼び、スクープさせ、昔の友人の元上院議員を通し、
国防総省の切れ者ローランド少佐と取引を成功させる。」

「そして最後に取った彼の行動は、
金と欲しかなかった以前のバックマンとは程遠いものでした。」

小道具にスマホや無線LANなどがでてきて、作者のあとがきにハイテクに知識が無いと
言ってましたが、読む限りかなり詳しく書かれています。
本当なら相当勉強したのでしょう。
謙遜としか思えません。
アメリカ人にしては珍しいですね。(笑)

PS
アメリカの組織は全て大統領の指揮下にあるが各々独立している。
国防総省はペンタゴンと呼ばれ陸・海・空・海兵隊の四軍を傘下にし最大規模を誇っている。
霧の多い事からフォギー・ボトムズの異名を持ち、そこから派遣される工作員は恐れられた。
池上遼一のI・餓男(アイウエオボーイ)にフォギー・ボトムズからの刺客が登場する。
(漫画ですが・・・笑)

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2014-10-04 (土) | 編集 |
昨日の夕方通りを歩いていると有線からアダモの「雪は降る」が流れていました。
冬にはまだ早いですがあの「雪は降る、あなたはいない〜♪」曲が妙に懐かしく聞こえました。



蔵王へ泊まりがけで行ったスキーのことを思い出したのです。
ロープウェイで頂上まで上がり勾配のあるスロープを滑空してくるのですが、
蔵王のスキー場の長さ、広さは日本では五指に入るのではないかと思います。
滑りがいがあります。

アフタースキーで聞いたのがこの「雪は降る」でした。
寂しさ溢れますが何故かロマンティックですね。(´ノω;`)

さて浅草から直ぐ近くにある合羽橋は外国人で賑わっていました。
ここで売られる調理道具はプロが買い求めにくる程の質の良いものらしいです。
それが世界に広まり多くの外国人が旅の土産に買い求めているそうです。

つい最近どこかのテレビで人気の商品を紹介してました。
1に包丁、2に食品サンプルだそうです。
これ本物みたいに見えますよね、お寿司のサンプル商品です。

IMG_0699.jpg

陶器やガラス製品を売ってるショップもたくさんあります。
鉄瓶をうってるショップもありました。

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この他にもアンティーク・ショップや鍵・靴の修理など様々なショップがありました。
全て見るには一日あっても時間は足りないでしょう。
兎に角飽きません。商いだけに・・・(:.´艸`:.)

PS
NHK連ドラ・マッサンがはじまりましたね。
あの「麦の唄」バグパイプの音色がBGMで少し入っていい唄です。
さあ、これから仕事へ行くよと、まるでマーチのような前向きになれます。
いじめにあってるエリー。
負けるな、頑張れエリー!
(つい力が入ってしまいました。笑)

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2014-10-01 (水) | 編集 |
住商シェールガス損失2500億円のニュースを見て何故か腑に落ちない気持ちになりました。
あんなに持て囃された次世代の安価なガスの筈が損失2500億円ですよ。
もともと見向きもされなかったガスが脚光を浴びた時点で胡散臭さがありました。

普通の人が当たり前の感覚で考えたら美味しい所はほぼ掘り尽くしたので、
残りもののカスのようなものを搾り取るようなイメージがシェールガスでした。
案の定掘るために莫大な金がかかるらしく、それが損失計上の主な理由という事に納得です。

市場に出回る価格は当初言われていた安いガスではなく、高くなりそうな雰囲気ですね。
化石燃料が底を突き出した兆候ではないでしょうか?
自然エネルギー、つまり再生可能エネルギーこそ次世代のエネルギーと思うのですが・・・
ねっ、安倍総理大臣殿。

出だしがかなり脱線してしまい申し訳ありません。
さて10月の初めに何を発信すべきか考えたら好きな漫画が大分最終回でした。
えっ、そんな漫画もあったのと思う方もいらっしゃるかも知れません。

月刊マガジン連載のさだやす圭による日本の野球漫画「なんと孫六」。
あばれる孫六ボールをひっさげて大リーグまで手玉にとる破天荒な主人公。
あの「ああ播磨灘 」の作者が描いています。
暴力団までねじ伏せてしまう腕力の強さはある意味少年のヒーローです。
その少年も今や爺ですが・・・(爆)

少年サンデー連載の松江名俊による格闘漫画「史上最強の弟子ケンイチ」。
あのひ弱なケンイチ君が美羽を護るべく武術を極めた達人達に弟子入りします。
天才に程遠いケンイチでありましたが長老は努力の姿勢に非凡さをみたのでしょう。
闇との戦いに終止符を打ちついに最終回となりました。(寂)

週刊漫画サンデー連載の新田たつおによるやくざ漫画「静かなるドン」。
これもロングセラーの漫画でした。
女性のパンティーをつくる近藤静哉が夜の顔は泣く子も黙る新撰組三代目。
このギャップに魅了されついつい最終回まで見てしまった私です。
近藤静哉の裏の顔を知っても思いを寄せる秋野さん、
それを知らない近藤静哉は秋野さんに心ひかれている。
そこがまた数々のヤクザ同士の抗争と絡みドキドキしながら見せる所がまた良い。
最後は秋野さんと・・・

これはまだ終わっていませんが「ピアノの森」いいですね。
漫画の中なのに、見てると一ノ瀬 海のピアノが聞こえてきそうなのです。
彼はショパン・コンクールで頂点を極めるのですが、それまでの苦悩を知ってるので
感無量です。
一ノ瀬 海、反対から読むと世界一になるのだそうです。

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