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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
2012-10-12 (金) | 編集 |
久々に感動したアニメ作品でした。恋人の視点、夫婦の視点、夫を亡くした視点、親の視点、子供の視点、都市と僻地の観点、ハンディ・キャップを背負って生きていくことの大変さ、本当の幸せは普段の生活の中にこそあり、ややもすると見過ごしてしまいがちになる、様々なものを見せてくれました。

そして悲しみと哀しさ、愛する者との別れに涙腺がゆるみがちになる作品でもありました。

また拒絶から共感へ変わっていく事に胸が熱くなる一方、依存から成長、そして自立していく姿は頼もしく思わなければいけないのでしょうが、離れていく寂しさも感ぜずにはいられませんでした。




花は大学で彼と出会い恋に落ちます。彼は狼人間の末裔だったのですが、恋に落ちた者には障害はありません。子供を二人授かり、姉の雪(雪の日に生まれた)と弟の雨(雨の日に生まれた)を育てることになります。しかし彼は・・・このシーンは最初の見せ場になります。愛する者との永遠の別れは突然やってきます。

ちょっとした刺激で狼に変身してしまう雨と雪、人間社会においては大きなハンディ・キャップです。都会で育てることに自信が持てない花は山奥の過疎地へ引っ越す決心をします。しかしその過疎地は一見よそ者を暖かく迎えるようには見えませんでした。

ここに出てくる偏屈爺さん、韮崎(にらさき)は無口で挨拶もろくにしない無愛想で取っ付きにくい人でしたが、なんと菅原文太が声優を演じています。千と千尋の神隠しの、あの釜爺の声です。いい味をだしています。花が過疎地に溶け込んでいく様がリアルに描かれています。

雪は社交的、雨は内向的、雪は狼に変身することに余り躊躇しませんが雨は人間でいることを望んでいます。しかし思春期に近づくにつれ二人の考え方が大きく変わってきます。親としては狼人間など育てるのは初めてなのですから、手探りで子育てしなければなりません。その困難さや大変さが同じ親として良くわかります。

親子の幸せが自然の中を無邪気に駆け回ることで表されています。何もなくても広大な雪原の中を走り、転げ回り、手を取り合い、抱き合い、笑い合う・・・生き生きとした親子の触れ合いです。こんな簡単な事が現実の社会ではなかなか難しい。難しいのはその大切さ、積極的に触れ合おうと意識してない部分が多分にあるからではないかと反省さえしてしまう。

嵐の日にフィナーレに向けて、親子三人の今後進むべき道が否応なく決まってきます。それを、それぞれの立場で受け止めねばなりません。この作品を通して現実に起こり得る家族の問題、生き方など考えさせられる部分が多くありました。

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