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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
2012-09-03 (月) | 編集 |
南佐織・・・歌唱力抜群でした。

よろしく哀愁 ♪



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2012-09-03 (月) | 編集 |
東京国立劇場9月公演に向けて、文楽の期待感を膨らませるために、今まで観劇した演目を復習したいと思います。先ずは奥州安達原です。小生が初めて文楽に接した記念すべき演目です。

人形浄瑠璃。時代物。5段。通称《安達原》。近松半二・竹田和泉・北窓後一・竹本三郎兵衛らの合作。1762年(宝暦12)9月大坂竹本座初演。出勤の太夫は竹本大和掾,2世竹本政太夫,初世竹本春太夫,初世竹本染太夫ほか。前九年の役後,安倍貞任・宗任兄弟と一族家臣らの再挙のための苦心譚を主材とし,謡曲《善知鳥(うとう)》の世界と,安達ヶ原の鬼女伝説を配した。安倍の忠臣善知鳥安方が文治と名を変えて,安倍貞任の子の千代童の身を守護している。・・・(世界大百科辞典より)

(以下鑑賞ガイドより)
外が浜の段
町の代官が禁制の鶴について上意を告げる。善知鳥(うとう)文治と女房お谷は、病気の子清童の薬代に困り、南兵衛から借りた金の返済を迫られる。滑稽なやりとりの中、儲け話があるという含意ある文治の台詞が次段へと繋がっていく。文治は薬代のため、やむなく禁制の鶴を殺し、金の札を盗む。文治の秘めた計画とは裏腹に事態が大きく展開していく。

善知鳥文治住家の段
文治は、お谷に南兵衛が犯人だと訴人させるものの、その訴状には自分が犯人だと書いており、褒美の金を薬代に充てるつもりだった。一方、南兵衛は文治に対し、自分が宗任だと明かす。捕り手が現れ文治が捕まり、その姿に驚き息絶えてしまう清童と、女房お谷の嘆き、そして宗任が、自分こそ真犯人だと告げて縄に掛かるという、二転三転する物語。死んだ清童は貞任の実子であり、自害しようとする文治を、風格ある宗任が留めます。

環の宮明御殿の段
安倍貞任の妻で盲目の袖萩とその父傔仗、素性を偽って義家に近づき復讐を図る貞任、宗任兄弟を描く一段。親子、兄弟、夫婦の久々の対面も、時世の流れで哀しい結末になる。
「中」は通称「敷妙上使」。失踪した皇弟環の宮の行方は一向に分からず、環の宮の守り役である傔仗は窮地に立たされているところ、傔仗の次女敷妙が急に来訪する。喜ぶ母浜夕の様子が微笑ましいが、敷妙は夫義家の使者として、失踪の責任はすべて傔仗にあるという、双方にとって辛い言葉を伝える。
「次」は「矢の根」と呼ばれ、到着した義家と桂中納言則氏が、鶴殺しの南兵衛を名乗る安倍宗任を取り調べる。冷静な義家と風靡に和歌を絡める則氏の追及に、宗任は矢尻で血染めの返答をするなど、白梅に掛けて緊迫した駆け引きが続く。
切場となり、「前」が眼目の「袖萩祭文」。父傔仗の身を案じる袖萩は、勘当の身のため人目を忍びながら、娘お君に手を引かれて御殿を訪れます。建前上突き放す両親に対し、袖萩が三味線に乗せて窮状を訴え、不孝を詫びる祭文が聞き所。雪の中で震えながら、懸命に訴える袖萩や幼いお君の振る舞いと、心を鬼にして厳しい言葉を投げつける傔仗の姿とが哀愁を誘う。
そして「後」の「貞任物語」は、宗任から、貞任の妻として義家に与する傔仗を討てと迫られた袖萩が、逡巡の末に死を選び、傔仗も失踪の責任を取るため切腹するという悲劇が訪れる。さらに則氏は貞任だと見破った義家が現れ、兄弟と後日の戦場で再会を約す。

小生の初めての文楽鑑賞は、こうして袖萩によって涙の世界へ誘われました。兎に角、泣かせる演目でした。

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