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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
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2014-12-11 (木) | 編集 |
           世は寝酒

林真理子のエッセイ集。
ジュノン(主婦と生活社が発行する女性向け月刊雑誌)に連載した私的な紀行文である。

タイトルを見て爆笑してしまった。
これは「旅は道ずれ、世は情け」をもじったのであろう。
タイトルから林真理子の日常の素顔が透けて見えた気がしたのだ。

旅をした時のエピソードがとても面白く描かれている。
同行した秘書や編集者も彼女の餌食になったことは言うまでもない。
旅先は日本ばかりでなく、世界の主要都市もカバーされている。

本書にもコメントされていたが、本当に多忙な人だったらしい。
描かれてる内容は、もう大爆笑もので、笑いを堪えることができなかった。
小説を読んで笑えるとは、なんて健康的なんだと思った次第である。(爆)

林真理子は美人ではない。
しかしブスでもない。
どちらかと言えば可愛いタイプに入ると思う。
え?目がおかしいとちゃうか・・・と言われそう。
そんなことはないよ。
よーく見てください。
目はくりっとして大きいし、
鼻は少し大きいが、目鼻立ちはスッキリしている。
口だって少し大きいだけだ。
面食いがたまに傷だが、美意識が高い証明でもある。
へっ?だから結婚が遅れたと?
人それぞれの評価は確かにある。
それでも林真理子、好きだなーーー。

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2014-10-18 (土) | 編集 |
           anego.jpg
林真理子小説 an ego アン・エゴ、ひとつの自我、自尊心か・・・面白そうと
裏表紙を読んでみると、

「野田奈央子32歳、丸の内の大手商社社員、独身。
上司からも、同僚からも、部下からも頼られる存在。・・・なのに
自らの恋愛運にだけは何故か恵まれない。

そんな奈央子が次から次へ出合う恋愛の数々。
合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼・・・。
OLの性も、派遣社員の怒りも、そして結婚運に恵まれない女達のいらだちも。
すべてをリアルすぎるくらいリアルに描ききった、代表作。」

・・・と、あった。

30代前半のOLの実態を掘り下げて描いた作品みたいです・・・?
anego・・・姉御・・・ここで初めて気がつく。(爆)

姉御(年下への面倒見がよく頼れる気っ風のいい女性への敬意をこめた表現として用いられる。)
an・ego(自我、他人より優れていると得意になる気持ち)

姉御の裏にこのegoを描き込みたかったのではなかろうかと、読み終えて、ふと思いました。

11章から構成され、各々の章がひとつのエピソードになって続いていきます。
そんな訳で判り易く読み易いです。
男の視点で読むと30代前半OLの生態にも見て取れるので、
女性を理解する上で参考になるかも知れません。(わかりませんけど。)

合コンに掟があることを知りました。(私にまったく関係ありませんが。ハイ)

姉御の正義では、後輩の不倫相手を撃退する頼まれ事に手を貸すが、
会社に迷惑をかけないという事が奈央子のポリシーになっている。

悪い所は正していくが、会社に迷惑になるなら手を引くという考えは
結構あったような気がするので共感できます。
しかし、それを破ったのが奈央子の友人の男性というところが、なんだかな〜
手柄になるなら義理も人情も知った事か!という事なんでしょうね。
現代日本社会の悪い所を見せられた気がします。

奈央子さんの年代はとても中途半端なようです。
「1/4は社内結婚をし、1/4は外部の男と結婚し、1/4は理由も無く会社を辞め家事手伝い。
残りの1/4が会社に残った。社内の男を一人もつかまえる事も出来ず、
外の男と結婚する事も出来ない女、奈央子もそのひとりである。」

そんな奈央子さんに年下の黒沢君というセフレが出来ました。
「姉御と呼ばせてください」、という黒沢君の若さと押しに満更でもなさそうです。

一向に結婚しない(結婚出来ない?)奈央子に母親は見合いを薦めます。
見合いを不承不承しますがやはり上手くいきません。

ある日、会社を寿き退社した後輩の美人の沢木絵里子から相談を受けます。
自分の結婚も心配しなけりゃいけないのに相談事ばかり。
しかし、この事が後に大変な事態に発展していくのです。

あれ程嫌っていた不倫なのに、奈央子は沢木のご主人と不倫関係に陥ってしまう。
「ミイラ取りがミイラになる」の例えみたいな出来事です。

そして修羅場が展開され、結末は心中へ行き着きます。

まるでテレビドラマを見ているようです・・・と思っていたら、
篠原涼子主演で本当にテレビドラマ化されてました。

年齢的に篠原涼子でピッタリと思いますが、
「姉御」の言葉からくる印象は何方かと言えば、

高島礼子か岩下志麻なんですけど・・・

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2014-09-29 (月) | 編集 |
           林真理子
1992年8月10日 第一刷とあるので22年以上前の作品です。
林真理子の小説は初めてです。
エッセイはあまり読まないのですがちょっとの空き時間に読むには適してます。

タイトルに惹かれて購入しました。(^_^)
これが面白い。
歯に衣着せぬ言い方は彼女の本音ともとれ実に痛快と申しましょうか、
そんなこと書いて友達からお叱り受けない?と気をもんだりもします。(^^;

「正月の異変」では
彼女の正月の過ごし方を書いています。
いつも実家で過ごすのが通例らしいですが、弟の嫁さんが来て、
すっかり歯車が狂ったらしい。

父親は娘より、ちやほやしてくれる嫁さんの方を大切にすることに、
林さんはこう言っている。

「別にひがんで言う訳でないが、ことさら私がいなくても幸せそう・・・」

ああ、やはり林さんはひがんでるんだな〜と思って、少し笑った。

「ジョヨをライサン」では
言い間違いに傲慢さが付くと後で酷い恥を書く事になるようだ。
谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」の読み方のエピソードを書いている。

編集者が「陰翳礼讃って辞書にありません。」に対して、
真理子女史は「ホントに、谷崎潤一郎ぐらい、読んでほしいわ。
インエイレイサンぐらい読んでもらいたいですわっ。」

因みにこの漢字はインエイライサンと読む。

後に傲慢という要素が加わっていたので身がすくむと反省している。

似たような事を思い出して私も少し身がすくんだ。(汗;)

「週刊誌」の私から では
アグネス・チャンとのバトルについて、週刊誌が中野女史と真理子女史二人で
彼女をいびっていると書いてる事に憤慨していた。
事情をエッセイで読んで真理子女史の気持ちも少し判った。

あの当時そんなことをテレビでも賑わしていたなと思い出した。
そして私も週刊誌同様アグネス・チャンへ味方していた。
真理子女史に申し訳ないと少し思った。

「ある朝突然に」では 
彼女の家の前にキンキラキンのビルが建った事に憤慨していた。
「変な話」では 
そのキンキラキンのビルの中にフィットネスクラブが出来て重宝してるようだ。

少し羨ましく思った。

ブログを書きつつ真理子女史のエッセイを思い出し笑いして、
また買いたくなった。

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