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転生したらスライムだった件を中心に、ドラクエ、エターナル・ラブ三生三世のコメント、感想など吐きます。
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2013-10-09 (水) | 編集 |
経済界の佐藤正忠主幹がモデル。
「週刊朝日」連載時には反響の大きさから
部数が上向いたと言われている。

日本の濁流を泳ぎ、
金のためなら手段を選ばぬ経済主幹。
政官財に蠢く男達の欲望を手玉に取り、
巧妙な手口で取り屋の本領を発揮する。
持ちつ持たれつの癒着の仕組みの中で、
それぞれの思惑は限りなく肥大する。
この恐るべき腐敗の実態を迫力の筆致で描く。

これを読むと癒着の構図がよくわかる。
欲望はいろんな所に影響を与え拡散する。
金、名声、地位など果てしない。
人間の進化、発展はこうした欲からきているのだろうが
行き過ぎてしまうと周囲の人ばかりでなく、
環境、ひいては地球規模に影響する。
そこまではこの小説に描かれていないが、
突き詰めればそういうことになる。
己の欲望だけで生きて行けばまっとうに生きている人に
大迷惑を与える。
世のため人のために活躍する人もたくさんいる。
叙勲を餌に大金をせしめたり、弱みにつけこんで
金を手にする人達も存在する。
どういう人を支持し、どういう人と付き合うかは
結局己次第である。
人を見抜く目を養う事は自分の努力以外に無い。

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2013-05-11 (土) | 編集 |
大合併
高杉良著の第一銀行と日本勧業銀行の合併を書いた作品です。当時日本勧業銀行は薔薇の勧銀で親しまれていました。第一銀行についてはあまり良く知りません。小生、ハートの勧銀(DKB)になった時新しい通帳にするつもりが1000円で新規に作った薔薇の勧銀のまま、いつしか忘れてしまったのです。銀行のお客様が多く、義理で新規通帳をたくさん作ったためだろうと思います。いくつかの通帳はスリープ状態で今も眠っている筈ですが、もう探すことも億劫ですし、印鑑も三文判の筈だから、見つかったとしても印鑑紛失届けをして、再登録しないと多分降ろせないでしょう。

少し余談になりましたがついでに言えば合併後の使用システムがファコムになったため小生との縁が切れたと思っています。その銀行の合併話がどれほど困難で、ご苦労が多かったか、この小説を読んで初めて知る事ができました。そして政治家と言えば福田赳夫、田中角栄が金融再編に絡んでいた時代です。高度経済成長時代、日本が世界へ飛翔するには資金力、経営能力、店舗展開など列強国に負けないメガバンク作りの金融再編がどうしても必要だったのでしょう。

しかし銀行の合併が是程難しいとは思いもしませんでした。第一銀行の合併相手は当初三菱銀行だったようですが第一銀行の多くの社員、取締役、OBから大反対され白紙撤回されたようです。理由は表面上は対等合併だとしても規模の違いが歴然であり、実質吸収合併になることが明白で、第一銀行のお客様に与える損失が大きくなるとみた、お客様を第一に考えた結果らしい。お客様第一を考えず、合併を強行しようとした一部経営トップの行動はやむなく頓挫することになったのは今にして思えば当然の成り行きだったようです。

合併は人間で言えば結婚ですから、やはりお互い気の合う相手でないと旨く行く筈がありません。銀行であれば本当の対等な立場ということです。資金力、考え方、カルチャーなど、いろいろあります。その条件に一番適した相手が第一銀行にとって、日本勧業銀行になった訳です。見合い写真で選考できても、そこから結納を交わすまでが如何に大変かこの小説は教えてくれます。銀行の名前、本店をどちらにするか、支店展開はどうするか、商標をどうするか、一番大変だったのは人事です。これを先に合意しておかないと結納を交わせません。

そこで登場するのが八十島さん、仲人にあたります。どんなに熱を入れた相手でも意見の対立は起こります。その時、両者を良く知る仲立ち(仲裁者)の仲裁があればけんか別れにならず、うまくゴールインできるというものです。しかも利害が対立する場合が多い銀行の合併劇ですから推して知るべしでしょう。八十島さんは渋澤倉庫社長であり、両者を良く知る人物です。彼がいたからこそ世紀の大合併がうまくいったのは過言ではありません。

そして両行の頭取の合併に対する情熱とリーダーシップがあったればこそです。第一銀行の井上さん、日本勧業銀行の横田さん。行員やOBから絶大な人気と支持を得ていたからこそ、この大事業は成功したのでしょう。あの当時、右も左もわからなかった小生は、この小説を読んで思い出すことができました。

高杉良はこの小説を書くにあたって、実によく下調べをしています。当時の関係者に直接取材して念入りに調べたようですね。そしてスクープした日本経済新聞社の池内さんの取材が小生をこう思わせました。「本来あるべき姿が池内さんのような取材なのだろうと。どこかのSやYやAのような、取材も確認もしないで憶測記事を平然と垂れ流しているようなマスコミの生きる道はどこにも残されていないのだよ。」

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2013-05-01 (水) | 編集 |
エクセレント
この小説は高杉良著「燃ゆるとき」の続編です。東邦水産の企業名に変えてますが東洋水産をモデルにしている事にかわりありません。社長は高木になっていますが森和男さんがモデルです。会社を成長させるために米国進出を果たします。しかしそこで待ち受ける苦難の道は業界大手から訴えられた特許権侵害の訴訟でした。日華食品とされてますが恐らく日xx食品だろうと思います。そして雇った工場長が赤字を拡大させるばかりで米国撤退も考えざるをえない状況に追い込まれます。

そこへ最後の社長の切り札深井取締役がGMとして指揮をまかされます。その活躍を描いた力作がザ エクセレント カンパニーです。深井氏は高木社長に劣らず社員、お客様を大切にします。読んで感じる事は「こういう経営者のもとで働きたい」とおもわせる所ではないかということです。

エクセレント カンパニーとは、すなわち社員が働きがいのある会社だろうと思います。高杉良は解説の所でこう言っています。「何千人、何万人の社員のクビを簡単に切って、リストラとか言っています。しかも経営陣が全員のこるなんて馬鹿な話はないですよ。雇用に手を付けた経営者は経営責任を絶対にとらなければ。これはグローバリズムの悪しき例だと思います。あまりにもグローバリズム、アメリカンスタンダードとはやしすぎ、アメリカ型市場原理主義に日本が染まってしまったという危機感が僕にはあります。(小説 ザ・外資)で米国巨大投資銀行の悪辣さを書き、その延長線上でアンチテーゼとしてこの小説を書きました。」

今高杉良の経済小説を読み続けています。その内読後感想をまた書いてみたいと思います。

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2013-04-27 (土) | 編集 |
燃える時

経済小説の第一人者、高杉良の小説です。カップ麺の赤い狐で有名なマルちゃんで知られている東洋水産がモデルになっています。小さな魚屋からエクセレント・カンパニーになるまでを描いています。
創設者は森和夫さんです。経営者の鏡みたいな人です。成功者の人物像は働き者はもちろんですが、社員、部下、お客様を大切にするということです。
この小説を読んでエクセレント・カンパニーは経営者の手腕によるところが大きく、部下社員を大切にするからなのだと思いました。
もっと早く、若い時にこの小説に出会っていたらと思わずにはいられませんでした。会社で働く人、経営者、管理職の方にお勧めの一冊と思います。

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2013-04-03 (水) | 編集 |
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この小説は証券業界の内幕を描いた作品です。バブルが弾け株価が低迷し、色んな問題がニュースで明らかになるにつけ、にぎりや飛ばしがどういうものか、どういうものであったか再確認するためにも大変参考になる作品と思います。

山一証券が倒産したのはニュースで多くの人が知る所となりましたが、内幕までは一般人はあまり知らないと思います。この作品にでてくるN証券は山一ではありませんが日本最大の証券会社がモデルだろうと察しがつきます。ライバル会社は日x証券か大x証券あたりになるのでしょうか?そんな想像をしながら読み進めていくと、主人公の日野一ことヒノピンに共感するところが多分にあります。

小生、この小説を読むまで高杉良をまったく知りませんでした。社会派の作品が多く、この後も現在読書中ですが、新聞に書いてある以上に調べて暗部をえぐり込んでるので面白いのです。彼のひとつのエピソードにこんなのがありましたので参考までにウィキを抜粋しておきます。


日本経済新聞への批判 [wiki抜粋]

2004年に、高杉は『乱気流-小説・巨大経済新聞』(上・下)を上梓した。これは、当時日本経済新聞社の子会社の不正経理を巡るスキャンダルを描いた小説だったが、鶴田卓彦元社長は「自分たちをモデルにした事実無根の内容で名誉を棄損された」として、単行本出版などの差止めと損害賠償・謝罪広告掲載を求めて東京地方裁判所に提訴した(2007年4月11日の判決で、一部につき名誉毀損を認め、470万円の支払を命じられている[1])。この提訴の後、日経ではインサイダー取引などスキャンダルが続出し、高杉は「日経の企業体質が生んだ事件」と批判した。
2006年7月4日に、日経を退職していた大竹から譲り受ける形で日経株を取得し、高杉は株主総会に出席しようとするが、日経側は大竹の社友資格を取り消す[2]などして、7月13日に株式売買が無効と通告した。これに対し、8月14日に高杉が一連の日経株取引を有効として、株主の地位確認を求める訴訟を提起した[3]。更に、株主代表訴訟を起こして、日経の経営陣への批判の姿勢を強めた。

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